いつもOkuMasaをご利用くださり、誠にありがとうございます。
【お知らせ】リニューアルのご案内を公開してから、たくさんのお問い合わせをいただき、誠に恐れ入ります。
また、ご愛顧いただいております皆様方からは、お心遣いや応援のメッセージを頂戴し、大変嬉しく、またお返事が遅れておりますこと大変申し訳なく思っております。
とりわけ、パスタがなくなってしまったことがお客様にとって大変な衝撃であったことが、皆様のご反応から伺い知れました。誠に申し訳ございません。
新崎のパスタを楽しみにしてくださっていた皆さまには、寂しい思いをさせてしまい、重ねてお詫び申し上げます。今回のリニューアルについて、少し長くなりますが、今のOkuMasaの状況と、これからも店を続けていくための考えをまとめました。
ここで一度、隠さずにきちんとお伝えさせてください。
OkuMasaはこれまで、できるだけ手をかけた料理を、一皿ずつ丁寧にお出しすることを大切にしてきました。
パスタもそのひとつで、素材の下ごしらえ、ソースづくり、茹で上げ、仕上げまで、その場その場で全力の集中力を必要とする料理でした。
ありがたいことに、多くのお客様に喜んでいただき、海外のお客様からもマエストロなどと声をかけられるようになりました。その一方で、営業を続けていく中で、いくつかの大きな課題も見えてきました。
初期のOkuMasaでは、この国頭村で料理やサービスを一緒に支えてくれる人材を育み、少しずつ地域に貢献できるお店としての体制を整えていきたいと考えていました。しかし、やんばるという地域性、業務の専門性、現代の営業に必要なスピードや判断力などもあり、結果として、安定して人を集め、育て、任せていくところまで十分に進めることができませんでした。
その分、多くの部分を新崎シェフ個人が抱えてしまう形になりました。
正直に申し上げますと、ここ数年は、料理の質と将来のビジョンを守りたい気持ちと、自身の身体負担と現実的な問題との間で、何度も悩んできました。また、店舗自体のつくりという面でも、パスタをこれまで通り安定して続けていくことには難しさがございました。
パスタは、注文が入ってからの動きが多く、火口、茹で、仕上げ、盛り付けの流れを同時に整える必要があります。限られた人数で、ほかの料理や接客と並行しながら自身が完璧と思えるレベルで提供し続けるには、厨房の動線や設備、営業全体の組み立てに大きな負担がかかります。
このまま無理に続ければ、待ち時間が長くなったり、料理の状態にばらつきが出たり、結果としてお客様にご迷惑をおかけしてしまう可能性がございました。
私たちがパスタを終了することに決めたのは、パスタを大切にしていないからではありません。
むしろ、大切にしてきたからこそ、中途半端な形で続けるという選択をできなかったのです。
そして何より、OkuMasaという店がより良い形で続いていくために、今の体制で無理なく、きちんと品質を守れるスタイルへ整える必要がありました。
今回のリニューアルは、何かを簡単に切り捨てるためのものではありません。
これまで積み重ねてきたものを大切にしながら、これからもお客様をお迎えし続けるための見直しです。
そのため、現時点ですぐにパスタ再開のお約束はできません。
ただ、あの味を愛してくださった皆さまのお気持ちは、しっかりと受け止めています。
いつか形を変えてご用意できる可能性があれば、その時はまた心を込めてお知らせいたします。
これからのOkuMasaでは、やんばるの島野菜や地域の食材を、より多くの皆さまへ安定した形で楽しんでいただけるように、もっと気軽に楽しめるお店へ、シンプルに魅力が伝わるメニュー構成へと整えてまいります。
今まで大切にしてきた料理の味わいと考え方を、カフェランチ向けに広げていくイメージです。
ゆったりとした「自家焙煎珈琲とカレー」のカフェタイムです。
もちろん、やんばるの島食材を、しっかりカラダが喜ぶスタイルで、おいしく、楽しく。
やんばるならではのカフェランチを育てていきたいと思っています。
ディナーは、これまで通りアグーしゃぶしゃぶを中心に、ゆったりと食事を楽しめる時間を大切にしていきます。
昼は、気軽においしい島時間を楽しめるカフェ&カレー。
夜は、特別なしゃぶしゃぶで素材の滋味をゆっくり味わう時間。
その両方を、OkuMasaらしく無理に急がず、楽しい方向へ育てていきます。
現在は日々の営業や仕込みの都合もあり、ランチ営業日や受け入れ方を調整しながら進めています。
今後のカフェタイムは、できるだけ予約なしでも楽しんでいただける形を目指してまいります。
あらためて、この流れの中で、いま支えてくれているスタッフたち。
応援してくれている仲間たち、また訪れてくださるお客様に、心より感謝申し上げます。
新崎らしいスタイルで、これからも報いてまいりたいと考えております。
どうぞ、これからのOkuMasaを楽しみにしていてください。

