地域とともに、心地よく育つ

OkuMasaを支えてくださる皆さまへ

OkuMasaは「地域とともに成長していける店」であることを大切にしています。

いまOkuMasaは、店主ひとりの力では到底できないような数々のことを、アルバイトの皆さん、そして事業パートナーの皆さんと一緒に取り組みながら、一歩ずつ進めています。

なかでも、地元・国頭村の就労継続支援B型事業所「ふくらしゃ」さんには、昨年から大変お世話になっています。

コーヒー豆の選別(生豆の状態から品質を見極め、分類する作業)をお願いしたり、庭木の手入れをお手伝いいただいたり、さらには国頭産のバジルの栽培まで──その一つひとつが、OkuMasaの味や景観を支えてくださっている大切な力です。

その成果は、自家焙煎珈琲の香りや味わい、店の佇まい、料理の一皿にしっかりと現れています。
日々、丁寧な仕事をしてくださっている「ふくらしゃ」の皆さんには、心から感謝申し上げます。

✩先日は食事会に参加していただいてありがとうございました!
今度はもっと美味しく、楽しい会になるよう努めます!

そしてこれから、自家製はちみつをはじめ、EM石鹸や蜜蝋を使った製品づくりなどでも、より広い形での連携を目指しています。地域に根ざした生産と加工、そして価値のある商品としての発信を一緒に行えたら嬉しいです。

食を通じて、地元企業の皆さまにも

さらにOkuMasaでは、地域の企業や働く皆さまの福利厚生の一環としての「お昼ごはん」提供も計画しています。

たとえば、島野菜をふんだんに使ったタコライスやスパイス香るカレーなど、体にやさしく、午後の活力となるような一皿をお届けできたらと考えています。

規模はまだ小さく、慢性的な人手不足の中、できることには限りがありますが、食を通じて永く、地域に貢献できる存在でありたい──そんな私たちの想いと事業者さまのスタッフ愛から始まるささやかな取り組みです。

「食べること」は、日々を支える何気ない営みでありながら、人を元気づけ、心をほぐす力も持っています。
この地域で働く方々の健康と笑顔を、ほんの少しでも支えられたら、こんなに嬉しいことはありません。

ともに育みあえる仲間を探しています

また、最近ではたくさんの方にアルバイトのご応募をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

とはいえ、いまだ採用に至っていない状況が続いています。
というのも、OkuMasaは単なる「職場」ではなく、価値観を共有し、思いやりを持ち合いながら歩んでいく「仲間」と地域を築いていきたいと強く願っているからです。

料理をつくること、人をもてなすこと、自然と共生すること──そうしたことに関心があり、心豊かに、誠実に過ごしていける方と出会えたなら、これ以上の喜びはありません。

地域を育み、地域に育まれる場として

OkuMasaはこれからも、本当に「美味しい」ということだけでなく、心からの「あたたかさ」「やさしさ」「つながり」という価値を実感できるお店を目指してまいります。

一皿の料理、ひとつの出会いから、少しずつ地域の好循環を育んでいけたら。

そして、関わるすべての人が、心地よく、安心して関わり合える場所でありたいと願っています。

今後とも、末永く、よろしくお願いいたします。

Masataka Arasaki

Owner/Chef

Masataka Arasaki

やんばるで猫と暮らす、おいしい島食材を伝えるシェフ。

★地域で飲食店をプロデュースし、本当に美味しく、心地よく過ごせる場所を増やします。
★陶芸や琉球ガラスなどの工芸品にも通じ、世界に誇れる新しい沖縄の食体験を築きます。
★地域福祉と連携し、持続可能である上に、好循環をもたらす働き方と暮らしを守ります。